有限会社冨田工務店

下水道への接続はお済ですか?

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下水道への接続はお済ですか?

下水道への接続はお済ですか?

2021/06/02

下水道への接続はお済ですか?

下水道への接続工事について

皆様、こんにちは!『まちの水道屋さん (有)冨田工務店です!』

今回は、下水道への接続工事についてお話をさせて頂きます!
下関市は上下水道の歴史が長い地域でもあります。
現在、下水道への接続状況自体も、本管普及率に近いくらいの数字が出ているのではないでしょうか?
それでも、まだまだ接続の済まれていない方々もいらっしゃると思います。

それでは、下水道へ接続するとどうなるのか?について今回はお話をさせて頂きますね!

~日本の下水道の歴史~

日本では昔から、し尿を農作物の肥料として用いており、ヨーロッパのように、し尿を直接川に流したり、道路に捨てるということはあまりありませんでした。
しかし、明治時代になって、人々が東京などの都市に集まるようになると、大雨によって家が水に浸かったり、低地に流れないで溜まったままの汚水が原因で、伝染病がはやったりするようになりました。そこで、明治17年(1884)、日本ではじめての下水道が東京で作られました。
その後、いくつかの都市で下水道が作られたものの、全国に普及することにはなりませんでした。
本格的に下水道が整備されるようになったのは、第二次世界大戦後、産業が急速に発展して、都市への人口の集中が進んでからのことです。また、産業の発展に伴い、昭和30年(1955)頃から、工場等の排水によって河川や湖沼などの公共用水域の水質汚濁が顕著となりました。
そのため、昭和45年の下水道法の改正により、下水道は町の中を清潔にするだけでなく、公共用水域の水質保全という重要な役割を担うようになりました。

~下関市の下水道の歴史~

明治39年(1906年)に給水開始された上水道と昭和40年(1965年)に処理開始された下水道ですが、明治24年、本市の上水道布設を計画したバルトンへの派遣要請は、下水道工事調査に対してでした。当時、コレラの蔓延により飲料水は不衛生なもので、この環境衛生の悪化は下水道が不完全であるところに端を発しているもので、まず下水道を完全整備することが優先であると判断されました。そして、上水道敷設より一足先に下水溝改造工事を明治30年(1897年)に完工しています。

上記の事より、下関市の下水道の歴史はかなり古いことが分かりますね。
下関市も一部の地域を除きほぼ下水道が普及しております。

下関市には処理区(下水道の処理場)が計7か所あります

●筋ヶ浜処理区(98.8%)筋ヶ浜終末処理場(伊崎町)●彦島処理区(99.7%)彦島終末処理場(彦島福浦町)●山陰処理区(65.4%)山陰終末処理場(垢田)●山陽処理区(60%)山陽終末処理場(乃木浜)●川棚小串処理区(53.6%)豊浦中部浄化センター(川棚)●豊北処理区(99.9%)豊北滝部浄化センター●豊田処理区(100%)豊田浄化センター
合計72.2%の整備率になっているようです。(2019年)現在では、77%近くに伸びています。
しかし、道路の下水道本管はこれだけ普及していますが各家庭からの切替率はここまで伸びてはいません。
基本的には、下水道本管が布設され供用開始になってから3年以内に下水道へ接続するというように法律で決まっています。
しかし、どうしてもお金のかかる事なので一概に強制は出来ないのが現状ではないでしょうか?

【それでは、なぜ下水道へ切替えるのでしょうか?~切替えた時のメリット~】

上記のように基本的には、下水道本管が布設され供用開始になってから3年以内に下水道へ接続するというように法律で決まっています。

●環境面、衛生上の問題の改善。身のまわりの衛生環境が大きく向上します!
・汲取り便所、単独浄化槽の場合、側溝などに排水していた状況が改善(雨水と生活排水を切り替える)され、臭気の問題、ハエ、蚊などの問題も改善されます。
側溝には雨水しか流れなくなりますので、近隣の衛生環境が大きく向上します!
・水洗化をしてウォシュレットを使用することにより、お尻への負担なども改善されます。
・汲取り費用、浄化槽の維持費、モーター類の電気代がかかりません。

~下水道が普及しない地域について~
※単独浄化槽、汲み取り便所で下水道本管が入る予定がないと言われる地域に関しては、逆に合併浄化槽への据替をおススメします!
くみ取り便所(みなし浄化槽)からの合併浄化槽への据替には補助金が申請できます。
ご希望の方は、ご相談をお願いいたします。
・合併浄化槽の場合、近年は処理能力が高く側溝に放流しても全く問題ないほど、キレイに処理された放流水が排出されますが、ブロワー(モーター)異常、維持管理・清掃状況の悪化などによっては臭気を伴う不衛生な状態の放流水が排水されます。
そこに関しては、注意が必要です!

【それなら金額面は、どちらがお得なの?※合併浄化槽と下水道を比較】

合併浄化槽と下水道を比べた場合は、年間にかかるお金はそれほど変わりません。

~合併浄化槽の場合~
・浄化槽維持管理代清掃料金含む+ブロワー故障の場合は、本体代金。
※浄化槽維持管理代金は地区、会社により異なる。

~下水道の場合~
・上下水道使用料金が、かかります。(下水道使用料金は水道料金×2回分のイメージ)2か月分

正直上記にも記載をしていますが、地区によっては浄化槽の方が高くなることもあります。
維持管理や清掃の状況により浄化槽も壊れる(土圧などにより破損)こともあります。
その場合は、更にお金をかけて修理しなければいけません。

そう考えると、道路に下水道の本管が入って供用開始になったタイミングで、下水道へ切替えた方がお得ではないかと個人的には思います。

【下関市内で横野地区~吉見地区の皆さまへ】

現在、大規模な下水道本管布設工事が行われております。今後工事が終わり、供用開始になれば下水道への切替えの説明会なども上下水道局から行われると思います。

下水道への切替えを考えていらっしゃる方々は、下関市下水道工事指定工事店へ工事をお願いする事になります。

当社『まちの水道屋さん㈲冨田工務店』も当然、下関市上下水道局指定工事店です。
お見積りも当然、無料です。ご相談を頂ければ、的確なアドバイスもさせて頂きます。金額面に関しても、ご協力をさせて頂きます。その際には、ぜひお気軽にご相談ください!

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